地域の皆様のかかりつけ医としてサポートします。

鼻の症状

鼻は呼吸や嗅覚、声の共鳴に関わる大切な器官です。鼻に起こる症状には、副鼻腔炎、鼻炎、嗅覚障害などがあります。

鼻の病気

■副鼻腔炎（蓄膿）　
　鼻と口とを繋ぐトンネルの部分です。そこに炎症が起きる病気が副鼻腔炎です。
　慢性の副鼻腔炎は、蓄膿症と呼ばれることもあります。
　炎症により発生した膿が鼻腔から細い筒状のトンネル（自然孔）から排泄されずに溜まって慢性化します。
　一般的な治療は投薬になりますが、症状のひどい場合は膿を抜く処置を行います。
　早期の診断が重要です。

■鼻炎
　鼻の粘膜に発生した、急性または慢性の炎症のことです。
　鼻炎の原因は感染、化学物質など様々ですが、特にアレルギーによって発症した鼻炎を「アレルギー性鼻炎」
　と言います。
　放置すると慢性鼻炎や副鼻腔炎に移行することもありますので、長引く場合は早めにご相談ください。

■嗅覚障害
　においの感覚に何らかの異常をきたす症状です。
　嗅覚障害は風邪やインフルエンザなどの呼吸器系感染症や、花粉症など鼻炎、副鼻腔炎を原因として発生する
　ことがあります。

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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の発作はアレルゲンを吸入することが直接の原因になります。
原因になる物質（抗原）にはいろいろな種類があり、主なものとしてはハウスダスト（ダニなどの家のほこり）、スギ花粉、イネ科花粉、ブタクサ花粉、真菌（カビ）、ペットとして飼っているイヌやネコの毛があります。
アレルギー性鼻炎の方は鼻だけでなく全身の神経が過敏になっています。
アレルギーの原因となる物質を調べることができます。ご相談ください。